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ダイバー検診の項目 |
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医師の診察 |
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胸部の聴診など、内科的な診察を行います。
必要に応じて減圧症後遺症のチェックを行います。
<職業ダイバーの方へ>
高気圧作業安全衛生規則では、四肢の運動機能検査、鼓膜検査(視診)を行うよう定めています。 |
減圧症後遺症が疑われる場合の神経学的診察
減圧症の神経症状は、モザイク状に出現(あちこちに点在)したり、痛覚と温度覚の異常のある部位が一致しないなど、神経内科や整形外科的な病気の異常所見と異なります。
減圧症後遺症の神経症状は、部分的な神経チェックだけでは異常を見つけることができません。
感覚(知覚)神経には、痛覚(痛みを感じる感覚)、温度覚(熱いまたは冷たいと感じる感覚)、触覚(触ったか感覚)、振動覚(振動を感じる感覚)、位置覚(位置を感じる感覚)の5つがあります。減圧症では痛覚と温度覚が低下することが多いので、少なくともこれら2つの神経チェックを行う必要があります。
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